【アリスのパパ活日記vol.11】1ミクロンも空かない隙間

パパとに怒りのLINEを送り返した後、私はまた遊びに行く支度をした。

私の生活は、夜起きる朝まで飲む帰宅寝る夜起きる

の繰り返しだった。

ホストだけじゃなく、クラブにもほぼ毎日のように出入りしていた。
パリピ~とか訳もなく騒いでる奴等は嫌いだったが、

クラブに行くと女を釣ろうと必死こいてる男達からタダ酒貰えるから通った。

もう本当に、この時の私は酒酒酒酒男男男ホストホストホスト…………

そんな毎日だった。

どんなにパパからお金を貰っても、
優しくされても、
優しい言葉を言われても、
大事にされても、

私の心の中にはパパが入る隙間なんて1ミクロンも空いていなかった( 笑 )

パパ……ごめんね……
私あなたのお陰で毎日超楽しいよ!

そんな気持ちで一杯だった。

繁華街へ向かうタクシーの中、携帯に着信が。

パパからだった。

はいはい私はもう寝ましたよ~残念!

とゲラゲラ笑いながら電話を無視した。

パパが夜遅くに電話してくる時は大抵飲んでいる時。

声が聞きたくてぇ~

なんてよく言えたもんだ、嫁にでも電話してろ。

私が友達に愚痴る時によく言っていた言葉だ。
私からお金の無心や気持ちを繋ぎ止めておく為に電話はするけどお前からはしてくるな。

仕方ないじゃん。

だって既婚者の気持ち悪いおっさんだよ?相手は。

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