【まゆのパパ活日記vol.1】貧乏大学生生活

私の家は昔からあまり裕福では無かった。

地方の私立高校も行けないようなレベルで裕福では無かったのに、私の両親は私を大学に通わせてくれた。

私は、高校を卒業と同時に地元を離れ、上京した。
都内の大学に、安いボロアパートに一人暮らしをしながら通っている。

仕送りは、月に3万あればいい方。
奨学金と頑張ってアルバイトをして生活している。

私は、大学の友達に誘われる、週末等に開かれている飲み会に顔を出せた事が無い。貧乏ゆえお金を使いたくないし、週末は絶対バイトに出なければならない。

 

私の朝はお弁当作りと家事から始まる。
大学で講義を朝から受け、昼中に講義が終わる。

そこから急いで家に帰り、レポートやらを終わらせ、バイトへ行く支度を始める。
私のバイトは週3、4回。

夜19時頃から夜中までお酒を飲む仕事。

そう、キャバクラ嬢。

わ〜♡来てくれたんだぁ!嬉しい♡今日は飲んじゃお〜!

そう言って私は自分の指名客の隣に座る。
元々お酒に弱いので、仕事で飲むお酒は苦痛でしかない。

週末は特にお店が混むので、よっぽどの事が無い限りお店に出勤するようにしている。

 

未経験で、しかもお酒も弱くそこまで好きではなかった私も、今では並程度には飲めるようになった。

本当は昔から酷い人見知りだけど、生活の為に、お金を稼ぐ為に、克服した。
昔はキャバ嬢なんて自分には縁のない、どんなに貧乏でも働くことが無いと思っていた仕事だった。

でも都内は物価も高く、その上大学の勉強やらで

バイトに毎日入れるわけでもなかった。どんなに地元の時給より良いと言っても、時給1000円そこらのバイトでは生活も困窮していった。

そんな時に、役所に行こうと思いたまたま寄った歌舞伎町で、人当たり良さそうな人にスカウトされた。

お姉さん、お姉さんなら稼げるよ

そう私に言ってきた。その時はスカウトなんて存在知らなくて、
ホイホイついて行っちゃったんだよね(笑)
でも今は良かったなって思ってる。

ここから私の生活は変わっていった。

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